OA フロア OP2 SYSTEM

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ウッドコア密封スチールパネル

OA FLOOR OP2 SYSTEM

床下に電力・通信用配線および空気調和設備等の機器・機能を収納し、床下への配線作業が簡単にできる構造を提供する密封スチールパネルです。
ウッドコア+スチールのカシメ構造により、高強度・高耐久性を実現。局部的な陥没や充填材の割れの発生も無く耐久性に優れています。

製品仕様

パネル

OP2-3R.5R標準パネル
OP2-3WR.5WR切欠きパネル

性能

1
パーティクルボード+スチールのカシメ構造により高強度を実現。さらに陥没・割れの発生も無く、耐久性に優れています。
2
パーティクルボードの採用により充填タイプでありながら中空タイプ並の軽量パネル。
3
全面スチールで覆われて木部の露出はありません。
4
新パネルロックシステムにより、これまでよりもガタツキが無く、優れた歩行感が得られます。
5
パネルの軽薄化により、より広い配線スペース確保の実現に成功しました。
6
全てのパネルに配線取り出し機能を備えています。

補助部材

環境配慮設計 ゼロエミッション
①コア材のパーティクルボードに使用している木屑は、廃材を使用しています。(エコマーク認定品:認定番号 第09123037号)
②廃材処理はクラッシュ分別を行い、鋼板は再資源化、コア材はサーマルリサイクルできます。
標準パネルでも配線取出可能
①標準パネル辺に25mm× 7.5mmの配線取出し口を2ヶ備えています。
②パネル2枚を向き合わせることで、25mm×15mmの配線取出し口を形成することが可能です。
「安全」・「安心」な
OAフロアシステム
切欠きパネルの切欠蓋にも細かな配慮。
配線への危害防止も万全です。
①切欠蓋はオールスチール製のため、パネル同様に不燃であり、衝撃負荷によるワレ、カケはありません。
②切欠蓋はパネルは勘合される設計であるため、切欠蓋のズレ、音鳴りの発生はありません。
また、表面仕上材を捲った際に表面材と一緒に切欠蓋まで捲れあがることもありません。
 【特許第4292139号】 【特許第4292140号】
※切欠蓋の通常収まり状態では、ハイヒールが落込む貫通穴はありません。
※配線取出し時には、切欠蓋を180°回転させることで配線を簡単に取出すことができます。
FX支持脚
パネルの4隅をガッチリ固定できる
FX脚(標準脚)は簡単。
ウィスカ対策対応品も取り揃えています。

耐震性能

OP2システムは、(一社)公共建築協会が規定する評価基準による振動試験の結果、所定加速度1.0Gに対して異常なく、その安全性が証明されました。

試験概要
試験方法 JIS A1450:2009「フリーアクセスフロア試験方法」6.8振動試験による
所定のおもりの質量 OP2-3・3W:200kg OP2-5・5WP:350kg 
所定加速度 1.0G(1000cm/S2)
支持脚・床高さ FX脚・H=200(タイルカーペット含む)
FX-BP脚・H=300(タイルカーペット含む)
判定基準 パネルの脱落及び使用上支障をきたす、損傷、せり上がり、
隙間及び水平移動がないこと
試験結果 異常なし

JAFA(フリーアクセスフロア工業会)
規格 2009.10

試験項目 試験方法 評価基準
寸法測定※ パネルの長さ、高さの測定(0.5mm単位での測定) メーカーの仕様のよる
静荷重試験 最弱部における、所定荷重※2時の変形量と残留変形量を測定 変形量:5.0mm以下/残留変形量:3.0mm
衝撃試験 最弱部における、質量30kgの砂袋を250mmの高さより自由落下させた後の残留変形量を測定 残留変形量:3.0mm以下/目視による損傷ないこと
ローリングロード試験 最弱部における、所定荷重※2を加えた車輪を5,000往復させた後の残留変形量を測定 残留変形量:3.0mm以下
燃焼試験 試験体中央部の下端で、0.5㎤のエタノールを燃焼させた後の残炎時間を測定 グレードⅠ:残炎時間0秒/グレードⅡ:残炎時間0超60秒以下
帯電性試験 試験体に載せたJIS A 1455の規定の測定装置による判定値U値を測定 一般事務室など:U値0.6以上/電算機室など:U値1.2以上
漏えい抵抗試験 接地された銅板上に設置した試験体の中央と接地の抵抗値を絶縁抵抗計で測定 漏えい抵抗:1.0×106Ω以上
振動試験 1,000mm×2,500mm以上の面積を設置した試験体に所定のおもり※2を載せ、所定の最大加速度※2で、2Hz、3波の加速波形で加振し、加振後の状態を確認 パネルの脱落がないこと

※ 制度が要求されるフロアについては別途規定。 ※2 所定荷重、所定のおもりや所定の最大加速度については受渡し当事者間の協定により決定。
尚、詳細につきましては工業会発行の「フリーアクセスフロア試験方法(JIS A1450:2009)に基づくフリーアクセスフロアの性能評価」をご参照ください。